2025.12.23
今年最後の山歩き。
静かな雨が降っている。
風も吹かない。鳥の声も聞こえない。
道脇の木々も濡れたまま立ち尽くしている。
いつもなら、川のせせらぎくらい聞こえるのだが、
無音の時が流れている。
森の向こうには白い靄の世界がある。
転がる石と目が合う。
どうしてここに居るのか。
彼も悩んでいるのか。
LUMO BOOKS(ルーモブックス)で標本となる。