熊本県 八代市 泉町(旧泉村) 五家荘
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雑文録

2020.01.13

五家荘図鑑販売開始から、およそ1年。アマゾンで約10冊。上通りの長崎書店さんで9冊。山の店シェルパさんで多分5冊くらい。去年2月の五家荘の福寿草祭り、山のイベントで約10冊以上くらい売れたか。(苦笑)もちろん赤字!もう少し売れたらいいなと思い、そろそろ営業でもせんといかんと思い立ち、まずは熊本の書店めぐりはどうかと思うに、去年長崎書店さんに挨拶の時に、担当の人から、熊本での販売はうちだけですか?と聞かれたので、つい「もちろん、山の店シェルパさんと、御社だけです。御社は熊本で唯一、こだわりの書店と認識しております。」と直立不動の姿勢、ハッと即答した手前、他の書店にはお願いできにくくなった。橙書店さんにも持って行ったが、置く場所がありませんと丁寧なはがきと一緒に本が返送されてきた。(進呈したつもりだが)まぁいい。

それで、1年も経ったし長崎書店さんも怒るわけはないはずだし、あと2社、某全国書店と、熊本でビデオと一緒に本も売られている某書店に営業すべしと思うが、どうも足が重い。左肩の腱板も断裂し痛いし荷物も持てないし。そうして寒い冬、うだうだ布団を被り、クリップの挟まった脳みそで考えるに、ああそうだ、僕には京都の萩書房さんがあるではないかと、今頃気が付いた。(だからクリップのせいなんだ)

萩書房さんは京都、左京区一乗寺にある古書店。そもそも五家荘図鑑のホームページのサイトを作るときに、依頼先のフロンティアビジョンさんのウエブデザイナーさんからどんなデザインがお好みですか?と聞かれた時に、「誰かが、京都の古書店の2階でごそごそ書棚をあさって、変な山の写真集を見つけ、ページを開いたら五家荘という誰も知らない幻の山地の写真集を手に取った時のようなデザイン」と言い、困らせた記憶がある。

その古書店というのはつまり、今から思うと萩書房さんだったわけなのだ。(なんていいかげんな頭の迷宮なのか)と、いうことで早速、萩書房の井上さんに電話をし、本を送り付けたのだ。萩書房さんにはいつも無理を言い、どうしても欲しい本を東京の古書店ルートで探しあててもらったことがあった。不思議にも、いつ行っても僕の欲しい古本が並べてあるのだ。(都合よく、熊本の書店での営業は完全中止となりました。五家荘図鑑の販売は長崎書店、シェルパさんのみ)

で、この際、春に数年ぶりに京都に行くことにした。還暦60歳にして、青春18きっぷを買うような気分で、熊本から京都までの沿線を野宿しながらたどり着こうと思った。(※体調不良で野宿は困難…)せめて出町柳の三角州で(昔は酔いつぶれてベンチで寝てたな)一泊くらいするつもり。頭も重く、将来も暗い日々。そんなときにワクワクする京都行はささやかな生きる元気のもとになる。

もちろん京都には懐かしい友人も居るし、特に一乗寺エリアは、今や個性的な書店の巣窟で“その手の人々”に人気らしいし。恵文社、ガケ書房…訪問時は、一乗寺の他にも三月書房、アスタルテ書房(奇跡の復活)などなど書店めぐりとなるだろう。そして、その書店の書棚の奥で、僕は改めて「変な山の写真集を見つけ、ページを開いたらまだ、誰も知らない幻の山地の写真集を手に取る機会があるかもしれないと」ふとんをかぶりワクワクするのだ。

更に更に、思い出すに、僕は熊本の田舎高校の山岳部を出て、19歳から20歳まで京都の社会人の山岳会に入り、短い期間だが、京都の山々はもちろん京都を拠点に日本アルプスの山々を登った思い出があるのだ。よくよく思い出すに、その当時の無謀な登山が原因で僕の左肩は回らなくなり、ある角度で腕の筋が引っかかり、痛みがあり動かなくなった。40年経って、その時の傷が今の腱板断裂となったかどうかはわからない。

 

2019 1230

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